題名:「しか」に関する質問です
送信者:アゲハ 日時:2011-03-31 23:15:45
「しかし」の「しか」は「しかない」の「しか」と同じ言葉ですか?
どうぞう宜しくお願いいたします。
題名:Re:「しか」に関する質問です
送信者:zhuze3 日時:2011-04-01 00:13:23
小学館『デジタル大辞泉』によれば、しか‐し【▽然し/▽併し】 [接]《「しかしながら」の略かという》
1 今まで述べてきた事柄を受けて、それと相反することを述べるときに用いる。そうではあるが。けれども。「こんなことは言いたくない。―立場上言わなければならない」
2 今まで述べてきた事柄を受けて、話題を転じるときに用いる。それはともかく。それはそれとして。「よく思い切って会社をやめたね。―これからどうするつもりなの」
3 感情をこめて言いはじめるときに用いる。それにしても。なんとまあ。「―よくこんなりっぱな家を建てたものだ」
題名:Re:「しか」に関する質問です
送信者:zhuze3 日時:2011-04-01 01:29:52
「しかない」の「しか」は、[係助]名詞、名詞的な語、動詞の連体形、形容詞・形容動詞の連用形、一部の助詞・助動詞などに付く。打消しの語を伴って、特定の事柄以外のものを全く否定する意を表す。「この道を行く―ない」→きり →だけ
[補説]近世以降用いられ、限定の助詞に付けて「きりしか」「だけしか」「ほかしか」「よりしか」の形で、「しか」を強めていう場合もある。
※「しかし」の「しか」は接続詞「しかし」の一部で、漢字で書くと「然・併」になる。「しかない」の「しか」は係助詞。だから、それぞれ違う言葉です。
題名:Re:「しか」に関する質問です
送信者:アゲハ 日時:2011-04-01 01:37:03
zhuze3様
大変詳しいご回答を頂きまして、どうもありがとうございました。よく分かりました。
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